アメリカ留学・ホームステイ

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小中高生ハワイサマーキャンプ

家族のあり方・落ちこぼれ息子・アメリカっていいなと思う。

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こんにちは、TInaです。 3ヶ月近くもブログを放置しました!音楽教育に力をいれるプリスクールを設立するという私の大きな目標を無事に達成することができました。

 

しばらくの間メインランドとハワイを行ったり来たりしておりました。

 

ハワイ州にはチャイルドケアセンターを、その後、フロリダ、オレゴン、ワシントン、ネバダ、そしてカリフォルニア州に幼稚園を設立してきましたが、やっと最後の1校がテキサス州に開校しました。

オープンハウスのイベントには地元の消防士さんが子供たちにお話をしてくれたり、ボランティアのお母様たちや大学でEarly Childhood Education(幼児教育学)を専攻する生徒たちが、手作りのカップケーキやクッキーを差し入れてくれたり、そして、地域住民のシニアボランティアのおじいさんおばあさんたちは子供たちへの絵本の読み聞かせに協力してくださいました。

 

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数年前から始めたプリスクール設立計画ですが、正直なところ、これほど早く目標が達成できるとは予想しておりませんでした。アメリカは人口が増加し続けていますが、大きな都市では幼稚園・学校の設立が追いついておらず、しかも先生になりたい、という若者が非常に少ないため、多くの州・街では教師不足が深刻な社会問題となっています。

 

そんな背景のもと、政府の協力を得ることはそれほど難しくはなかったのですが、それでも、この国で生まれ育った人間ではない私の、教育に対する熱いおもいに共感してくださるアメリカ人が想像以上に多かったことに驚かされる毎日でした。

 

私は、いつも多くの人々に助けられてきました。自分一人では到底できないことが、一緒に行動してくださる人たちの存在のおかげで実現させることができる、何かを生み出すのはいつも、人の力なのですね。

 

今後はオーナーとして、子供たちが安全に楽しく学ぶことのできる教育環境を提供し続けながら、教育者の一人として、ここアメリカでさらに深く根を下ろしていきたいと考えています。

 

 

そして、昨年アダプトした4人の息子たちの話ですが、

あ、その前に、まず私たち家族についてお話しします(メンバーの皆さんはご存知ですが^-^):

 

私はバツ2で、今の夫は3度目の結婚相手です。私には最初の結婚で授かった娘が一人います。娘は結婚して2人の子供に恵まれ、現在3人目がお腹の中に宿っています。

私たち夫婦の間には子供はいませんが、数年間フォスターペアレント(里親)として、家庭の事情で親と暮らせないハワイの子供たちを預かりお世話してきました。

そんな中、4人の男の子をお世話することになりました。

 

想像してみてください。

 

血の繋がらない4人のやんちゃなティーンエイジャーとの暮らし。

 

 

私は女の子一人しか育てた経験がなく、ヒッチャカメッチャカな毎日でしたが、時の経過と共に少しずつ彼らの心は安定し、なんとなく家族らしい会話も成り立つようになってきた頃、彼らはもう実の親とは今後暮らせないことを知らされました。

 

彼らが18歳になった時点で、政府からの様々なサポートを受けることは難しくなり、結果、自分たちだけで生活していかねばなりません。しかも、生活コストの高さが全米1、2位を争うここハワイでは、それはあまりにも厳しすぎる現実です。実際、多くのフォスターチルドレンはホームレスになったり、ドラッグディーラーになったり、犯罪を犯し刑務所へ入ったり、最悪の場合は生きることに絶望し、命を絶ってしまいます。

 

ならば、

 

私たちと一緒に暮らそう。家族になればいい。

 

 

彼らを正式に養子縁組する様々な手続きを終え、4人は私たちの家族となりました。

 

私の夫と私の娘は血が繋がっていません。私が今の夫と再々婚した時には、夫の両親・親戚みんなが祝福してくれました。二人とも再婚だから結婚式はしないと伝えていたのに、素敵なウエディングパーティーを、私たち二人に内緒で準備を進め、お祝いしてくれました。

 

娘が一人いることを伝えた時には、「家族が増えてすごく嬉しい」と、皆が代わる代わるに愛いっぱいのハグを、娘には「日本語を教えてね」と笑顔で接してくれたのです。家族が二人増えたことを、ハワイの家族は心から喜んでくれました。

 

 

それから20年近くが経ちますが、今も全く変わらず、私にも娘にも孫にも、アロハスピリットいっぱいで接してくれます。

 

家族って、血の繋がりではなく、心の繋がりなんだと教えてくれた「OHANA」の存在が、私や夫に、行き場をなくした4人の男の子たちの親になることを決心させてくれたように思います

 

前置きが長くなりましたが、そんな事情で私たちは家族となりました。

 

 

そして、息子4人のうち1人は、昨年12月に高校を退学になりました(あまりにも勉強しないため単位が全然取れずに)

 

この「キックアウトになった息子」の将来を、私は何よりも心配していたのですが、昨年末から家族旅行で訪れていたコロラド州で、アメリカ人シェフと知り合う機会があり、彼の経営するレストランで修行させてもらえることになったのです。

 

フランスで10年間修業を積み、アメリカで自分のレストランをオープンしたばかりのシェフは、高校退学になった息子に大きなチャンスを与えてくださいました。

 

勉強は大嫌いな息子ですが、私がお料理している時はいつもキッチンに入ってきて興味ありげに見学します。ある時私が「やってみる?」と包丁を差し出してみると、見事に人参を上手に千切りしたので、褒めちぎりました。

 

才能あるよ、あなたシェフになれるんじゃない?と(笑)

 

 

それから彼は毎日キッチンで私と一緒にお料理するようになったのですが、実に、楽しそうなのです。テキストブックを前にホームワークに取り組んでいた時の表情とはまるで別人のよう。興味あることに取り組んいる時の子供の表情って、キラキラですね🌟

 

 

修行を始めたばかりの彼、人生で初めての仕事、おまけにコロラドでのハウスシェア:共同生活。

 

この先どうなるのか見当もつきませんが、ひとまず、息子が何かに挑戦する機会に恵まれたことがとても嬉しいのです。たくさん失敗をしてほしいです(笑)。まだ10代ですからね、壁にぶつかって、嫌な思いをしながら、自分は社会の一員として何ができるのか、どのように社会に貢献できるのかを、彼なりに学んでほしいなと思います。

 

4人のうち2人は、この5月に高校を卒業し、9月から本土の大学へ進学します。あとの1人は、ホームスクール(学校に通学せずに家庭で勉強するアメリカの教育システム)で嫌々でもなんとか勉強を続けています(笑)。

 

アメリカ人大学生の多くが、高校卒業と同時に親元を離れ、大学の学生寮で生活を始めます。サンクスギビングやクリスマス休暇などは、全米各地にいる学生たちは実家へ帰り、家族と一緒に過ごします。

 

私たち夫婦の仕事は、4人の息子たちがそれぞれ自立した時、休暇に帰ることのできるHOMEを用意しておくことだと考えています。家族がいてよかった、と思えるように☆

 

違う国で生まれ育った者同士が、何かのきっかけで出会い、家族になったり、一緒に仕事をしたり、助け合い励ましあうことのできる環境で暮らせることに、大きな喜びを感じています。

 

 

さて、

 

少しずつ夏が近づいてまいりました。

2017年:YMCA Camp Erdman&現地サポートホームステイは、

お申し込み者が定員に達し、募集を締め切りました。

来年2018年の予定はまだ全然わかりません!

もし、現地サポート継続する場合はブログでお伝えします。

 

 

日本は桜の季節ですね〜。きれいだろうなぁ🌸

 

ALOHA